総本山善通寺
弘法大師自ら建立した、四国霊場七十五番札所『善通寺』は、真言宗の開祖、弘法大師(空海)のご誕生所。中国より帰国した弘法大師自ら八〇七年より六年の歳月をかけて建立した真言宗最初の根本道場です。紀州高野山、京都東寺とともに大師三大霊跡の一つとして全国に知られております。延暦二十三年(八〇四)に遣唐使として中国に渡り、長安(現在の西安市)で青龍寺の恵果和尚から真言密教を直伝され、真言宗第八祖となります。多くの著者を著し、書の大家であり、土木・建築・鉱業・自然科学・医療と、さまざまな分野でその才能を発揮し、日本初の庶民の為の学校「綜藝種智院」も開校しました。
誕生院[西院]
伽藍[東院]